マンジャロの副作用はいつから?を解説する記事

マンジャロの副作用で多いのは、吐き気・下痢・便秘などのおなかの症状です。

とくに、使い始めたときと量を増やしたときに気をつけてください。

この記事では、マンジャロの添付文書(製薬会社が作る、医師・薬剤師向けの薬の公式の説明書)などをもとに、副作用が出やすい時期、すぐ医師に連絡したい症状、長く使うときに気をつけることを説明します。

この記事の監修

監修医師 中川市 三郎先生

中川市 三郎先生(医療法人 近江今津駅前メンタルクリニック)

当院は対面での精神科・心療内科治療と並行して、オンラインでのAGA、ダイエット、ED治療も行っております。それぞれの分野で専門性の高い資格を持ち、365日、24時間、いつでもどこでも手軽に診察と治療が行えます。

マンジャロの副作用はいつから?始めたときと量を増やしたときに注意

マンジャロは少ない量から4週間ごとに増やす

マンジャロは週1回、同じ曜日に打つ注射薬です。週1回2.5mgから始めて、4週間後に5mgに増やします。効果が足りないときは、4週間以上あけて2.5mgずつ、最大で週1回15mgまで増やせます。

胃腸の症状などで続けるのがつらいときは、添付文書でも、量を減らすか、増やすのを延ばすことを考えるとされています。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 6. 用法及び用量、7. 用法及び用量に関連する注意

おなかの症状は、量を増やす期間に多い

日本の添付文書には、副作用がいつ出やすいかは書かれていません。米国の説明書では、吐き気・嘔吐・下痢の報告の多くは量を増やしていく期間に出て、時間とともに減ったとされています。

始めた週と、量を増やした週は、体調の変化に気をつけてください。

出典:米国国立医学図書館 DailyMed「MOUNJARO」6.1 Clinical Trials Experience

マンジャロでよくみられる副作用(吐き気・下痢・便秘など)

添付文書で5%以上にみられる副作用は、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退です。1〜5%未満には、おなかの張り、胃食道逆流、げっぷ、疲労などが挙がっています。

下痢や嘔吐が続くと、体の水分が減って、腎臓に負担がかかる(急性腎障害)おそれがあるとされています。食事や水分がとれない状態が続くときは、次の診察を待たずにご連絡ください。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 8. 重要な基本的注意、11.2 その他の副作用

症状ごとの詳しい内容は、マンジャロの副作用とマンジャロの副作用はいつまで続く?にまとめています。

マンジャロの重い副作用|すぐ医師に連絡したい症状

添付文書に書かれている重大な副作用と、そのとき出ることがある症状です。次のような症状があれば、すぐに医療機関に連絡してください。

重大な副作用添付文書に書かれている症状
急性膵炎嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛など
イレウス(腸閉塞を含む)強い便秘、おなかの張り、続く腹痛、嘔吐など
低血糖力が抜ける感じ、強い空腹感、冷や汗、顔が青白くなる、動悸、ふるえ、頭痛、めまいなど
胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸添付文書に症状の記載はなし。腹痛や体の異変があれば連絡する
アナフィラキシー・血管性浮腫添付文書に症状の記載はなし。体に異変を感じたら連絡する

急性膵炎の初期症状が出たときは、使うのをやめて、すぐに医師の診断を受けることになっています。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 8. 重要な基本的注意、11.1 重大な副作用

マンジャロの副作用は将来どうなる?長く使うときに気をつけること

甲状腺・胆のう・目のことを確かめる

添付文書は、使っている間に甲状腺の症状がないかを確かめること、腹痛などがあれば胆石症などを考えて調べることを求めています。また、血糖が急に良くなると、糖尿病の目の病気(網膜症)が表に出たり悪くなったりすることがあるとされています。気になる症状は、診察でお伝えください。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 8. 重要な基本的注意

動物の試験で甲状腺の腫瘍が見られている

添付文書には、動物の試験で甲状腺C細胞の腫瘍が増えたことが書かれています。米国の説明書では、ラットの試験の結果で、人に当てはまるかは分かっていないとする警告が枠付きで書かれています。甲状腺の病気やご家族の病歴がある方は、診察で必ずお伝えください。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 15.2 非臨床試験に基づく情報

出典:米国国立医学図書館 DailyMed「MOUNJARO」BOXED WARNING

マンジャロで眠くなるのは副作用?

マンジャロの添付文書の副作用の一覧に、眠気の項目はありません。ただし低血糖の症状として、力が抜ける感じや強い空腹感などが挙がっています。また、低血糖を起こすことがあるため、車の運転や高い所での作業をする人は注意するとされています。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 8. 重要な基本的注意、11.1.1 低血糖

眠気については、マンジャロで眠気が起きるって本当?でも説明しています。

マンジャロの副作用を医師に伝えるときの記録

副作用がいつ出て、どう変わったかは、日付と一緒に残すと診察で伝わりやすくなります。細かく書く必要はありません。

残すこと書き方の例
打った日と量5月1日 5mgに増やした
症状と時間帯翌朝から吐き気、夕方には軽くなった
食事と水分とれた/とれなかった

マンジャロの費用・副作用と自由診療について

当院のメディカルダイエットは自由診療で、公的医療保険は使えません。オンライン診療で医師が診察し、薬剤を配送します。診察料はかかりません。

マンジャロを体重を減らす目的で処方するのは、承認された効能・効果の範囲外の使用(適応外使用)にあたります。医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使ったにもかかわらず起きた副作用による健康被害が対象です。承認と違う使い方では、救済制度の対象にならないことがあります。

出典:PMDA「医薬品副作用被害救済制度に関する業務」

体重を減らす目的でマンジャロを使うにあたって、次の点をお知らせします。

  • 適応外使用であること:マンジャロの国内で承認された効能・効果は2型糖尿病です
  • 入手経路:当院で処方するマンジャロは、国内で承認された医薬品(製造販売元:日本イーライリリー)です
  • 国内で承認されている医薬品:肥満症の医療用医薬品として、注射薬のウゴービとゼップバウンド、飲み薬のサノレックス(マジンドール)などが承認されています。いずれも使える人の条件(肥満の程度や合併症など)が決まっています
  • 海外での安全性の情報:米国の説明書でも、マンジャロの効能は2型糖尿病の血糖コントロールなどで、体重を減らす目的は含まれていません。ラットの試験で甲状腺のC細胞腫瘍が見られ、人に当てはまるかは分かっていないとする警告が書かれています

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書(効能又は効果、製造販売元)

出典:KEGG MEDICUS「ウゴービ皮下注」添付文書

出典:KEGG MEDICUS「ゼップバウンド皮下注」添付文書

出典:KEGG MEDICUS「サノレックス錠0.5mg」添付文書

出典:米国国立医学図書館 DailyMed「MOUNJARO」

マンジャロの用量本数費用
2.5mg4本7,950円
5mg4本13,950円
7.5mg4本23,950円
10mg4本31,950円
12.5mg4本37,950円
15mg4本42,950円

マンジャロはクール便で届けるため、別途全国一律2,000円の送料がかかります。

出典:当院「商品と料金」ページ

出典:当院「メディカルダイエット」ページ よくある質問

ご不明な点は、お問い合わせまたはLINEからご連絡ください。

マンジャロの副作用のよくある質問

マンジャロの副作用は打ってから何日後に出ますか?

日本の添付文書には、何日後に出るかは書かれていません。米国の説明書では、おなかの症状の多くは量を増やしていく期間に出たとされています。

副作用が出ないのは、効いていないからですか?

副作用が出るかどうかと、効き方は別に考えてください。気になるときは、診察でご相談ください。

1年以上続けても大丈夫ですか?

続けてよいかは、期間だけでは決まりません。使っている間に甲状腺やおなかの症状などがないかを確かめながら、医師が判断します。

副作用が気になる方は、お問い合わせからご相談ください。料金は商品と料金にまとめています。

参考サイト

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