痩せる注射とは?を解説する記事

「痩せる注射」「ダイエット注射」は、薬の名前ではありません。多くは、GLP-1というホルモンに似た働きをする注射薬を指す呼び方です。

同じように呼ばれていても、肥満症の治療薬として承認された薬と、2型糖尿病の治療薬として承認された薬があります。当院で扱っているのは、2型糖尿病の薬であるマンジャロとオゼンピックです。

この記事では、添付文書(製薬会社が作る、医師・薬剤師向けの薬の公式の説明書)をもとに、ダイエット注射の種類、使い方、副作用、当院での費用を説明します。

この記事の監修

監修医師 中川市 三郎先生

中川市 三郎先生(医療法人 近江今津駅前メンタルクリニック)

当院は対面での精神科・心療内科治療と並行して、オンラインでのAGA、ダイエット、ED治療も行っております。それぞれの分野で専門性の高い資格を持ち、365日、24時間、いつでもどこでも手軽に診察と治療が行えます。

痩せる注射とは|GLP-1などに作用する注射薬のこと

GLP-1受容体作動薬(セマグルチド)

GLP-1は、血糖が高いときにインスリンの分泌を促すホルモンです。セマグルチドは、このGLP-1が結びつく受容体に結合して働く成分です。オゼンピックとウゴービは、どちらもセマグルチドの注射薬です。

出典:KEGG MEDICUS「オゼンピック皮下注2mg」添付文書 18. 薬効薬理

GIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド)

チルゼパチドは、GIPとGLP-1の2つの受容体に作用する成分です。マンジャロとゼップバウンドは、どちらもチルゼパチドの注射薬です。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書

ダイエット注射の種類|肥満症の薬と、2型糖尿病の薬

薬の名前成分国内で承認されている病気当院での取り扱い
ウゴービセマグルチド肥満症(条件つき)などなし
ゼップバウンドチルゼパチド肥満症(条件つき)などなし
オゼンピックセマグルチド2型糖尿病あり
マンジャロチルゼパチド2型糖尿病あり

ウゴービとゼップバウンドが肥満症に使えるのは、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病(ゼップバウンドは耐糖能障害を含む)のいずれかがあり、食事療法・運動療法で十分な効果が得られず、BMIが35以上、またはBMIが27以上で肥満に関係する健康障害が2つ以上あるなど、条件を満たす場合に限られます。

出典:KEGG MEDICUS「ウゴービ皮下注」添付文書 4. 効能又は効果

出典:KEGG MEDICUS「ゼップバウンド皮下注」添付文書 4. 効能又は効果

出典:KEGG MEDICUS「オゼンピック皮下注2mg」添付文書 4. 効能又は効果

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 4. 効能又は効果

当院で扱うダイエット注射の薬剤|マンジャロとオゼンピック

当院の注射薬は、マンジャロとオゼンピックの2つです。どちらも国内では2型糖尿病の治療薬として承認されており、体重を減らす目的で使うのは承認された使い方の範囲外(適応外使用)にあたります。

どちらも週1回、同じ曜日に打つ注射薬です。

薬始める量増やし方
マンジャロ週1回2.5mg4週間後に5mg。その後は4週間以上あけて2.5mgずつ、最大15mgまで
オゼンピック週1回0.25mg4週間後に0.5mg。効果が足りないときは1.0mgまで

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 6. 用法及び用量

出典:KEGG MEDICUS「オゼンピック皮下注2mg」添付文書 6. 用法及び用量

痩せる注射は自分で打つ?通院は必要?

マンジャロとオゼンピックは、ご自身で打つペン型の注射薬です。添付文書では、自己注射を始める前に、使い方について十分な説明と訓練を受けることが求められています。

当院はオンライン診療で医師が診察し、薬剤を配送します。使い方は、診察のときに医師にご確認ください。打ち方の流れはマンジャロの使い方やオゼンピックの使い方でも紹介しています。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 8. 重要な基本的注意

痩せる注射の副作用

痩せる注射の副作用

痩せる注射の副作用

マンジャロで5%以上にみられる副作用は、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退です。オゼンピックでは、食欲減退、吐き気、下痢、便秘、嘔吐、リパーゼ増加です。どちらもおなかの症状が中心です。

重大な副作用として、どちらにも低血糖、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸、イレウスが挙がっています。嘔吐を伴う激しい腹痛が続くときは、使うのをやめて、すぐに医療機関に連絡してください。

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書 11. 副作用

出典:KEGG MEDICUS「オゼンピック皮下注2mg」添付文書 11. 副作用

詳しくはマンジャロの副作用とオゼンピックの副作用にまとめています。

痩せる注射の費用と自由診療について

当院のメディカルダイエットは自由診療で、公的医療保険は使えません。オンライン診療で医師が診察し、薬剤を配送します。診察料はかかりません。

マンジャロとオゼンピックを体重を減らす目的で処方するのは、承認された効能・効果の範囲外の使用(適応外使用)にあたります。医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使ったにもかかわらず起きた副作用による健康被害が対象です。承認と違う使い方では、救済制度の対象にならないことがあります。

出典:PMDA「医薬品副作用被害救済制度に関する業務」

体重を減らす目的でマンジャロ・オゼンピックを使うにあたって、次の点をお知らせします。

  • 適応外使用であること:マンジャロとオゼンピックの国内で承認された効能・効果は2型糖尿病です
  • 入手経路:当院で処方するマンジャロ(製造販売元:日本イーライリリー)とオゼンピック(製造販売元:ノボ ノルディスク ファーマ)は、国内で承認された医薬品です
  • 国内で承認されている医薬品:肥満症の医療用医薬品として、注射薬のウゴービとゼップバウンド、飲み薬のサノレックス(マジンドール)などが承認されています。いずれも使える人の条件(肥満の程度や合併症など)が決まっています
  • 海外での安全性の情報:米国の説明書でも、マンジャロとオゼンピックの効能は2型糖尿病の血糖コントロールなどで、体重を減らす目的は含まれていません。どちらにも、げっ歯類の試験で甲状腺のC細胞腫瘍が見られ、人に当てはまるかは分かっていないとする警告が書かれています

出典:KEGG MEDICUS「マンジャロ皮下注」添付文書(製造販売元)

出典:KEGG MEDICUS「オゼンピック皮下注2mg」添付文書(製造販売元)

出典:KEGG MEDICUS「サノレックス錠0.5mg」添付文書

出典:米国国立医学図書館 DailyMed「MOUNJARO」

出典:米国国立医学図書館 DailyMed「OZEMPIC」

薬剤用量・本数費用
マンジャロ2.5mg 4本7,950円
マンジャロ5mg 4本13,950円
マンジャロ7.5mg 4本23,950円
マンジャロ10mg 4本31,950円
マンジャロ12.5mg 4本37,950円
マンジャロ15mg 4本42,950円
オゼンピック2mg×2キット(針込み)33,000円

マンジャロとオゼンピックはクール便で届けるため、別途全国一律2,000円の送料がかかります。

出典:当院「商品と料金」ページ

出典:当院「メディカルダイエット」ページ よくある質問

ご不明な点は、お問い合わせまたはLINEからご連絡ください。

痩せる注射のよくある質問

痩せる注射に保険は使えますか?

当院のメディカルダイエットは自由診療のため、保険は使えません。保険の条件については、マンジャロの保険適用にまとめています。

注射と飲み薬は、何が違いますか?

注射は週1回、飲み薬は毎日飲みます。セマグルチドの飲み薬のリベルサスは、空腹時に飲み、30分は飲食しないなど、飲み方の決まりがあります。

どの注射にするかは、自分で選べますか?

使う薬と量は、体の状態を見て医師が決めます。気になる薬があれば、診察でご相談ください。

気になる方は、お問い合わせからご相談ください。料金は商品と料金にまとめています。

参考サイト

お問合せについて